- 15世紀の李氏朝鮮王朝時代に実在した宦官であるキム・チョソン(金処善)を主人公とした作品で、ドラマで初めて宦官の役職、生活を取り上げた。朝鮮第10代国王で暴君である燕山君の母、廃妃尹氏を悲劇のヒロインとして描いている。
- 基本情報
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- 邦題:王と私
- 原題:왕과 나(王と私)
- 英題:The King and I
- ジャンル:歴史ドラマ
- 放送局:SBS
- 放送期間:2007年8月27日 - 2008年4月1日
- 放送時間:月・火、午後 9時55分
- 話数:全63話
- 演出:キム・ジェヒョン
- 脚本:ユ・ドンユン
- 音楽:
- 原作:
- キャスト
- オ・マンソク、 ク・ヘソン、 コ・ジュウォン、 チョン・グァンリョル、 他
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- みどころ
- 韓国ドラマ史上初めて、朝鮮時代の宦官にスポットを当てた大作王朝ドラマ「王と私」。実在の内侍(ネシ)キム・チョソンの生涯をドラマティックに描いたこの作品は、韓国では放映前から番組のホームページが500万アクセスを突破するほど大注目を集め、放送スタート後は、第4話で25.5%という高視聴率を獲得。人気に後押しされ13話も延長されるほどの一大ブームを巻き起こした。 主役に選ばれたのは、まさに“旬”の3人の俳優たち。叶わぬ思いを胸に秘め、内侍として波瀾万丈な人生を送る難役キム・チョソンには、ミュージカル界で成功を収め、03年「武人時代」でテレビ界に進出以来、快進撃を続けるオ・マンソク。チョソンが憧れるユン・ソファ役には、ク・ヘソン。ソンジョン王役は、コ・ジュウォンを抜擢。 またこの作品が、韓国で国民的ドラマとなった「宮廷女官~チャングムの誓い」、韓国では4人にひとりは観たといわれる映画「王と私」と関わりが深いということにも注目。例えば、「宮廷女官~チャングムの誓い」第1話の導入部分で描かれたチャングムの父の死の真相などの謎が「王と私」を観ることによって解明される。まさに「宮廷女官~チャングムの誓い」の前章とも位置付けられる作品なのである。
- あらすじ
- 親友の内侍チョ・チギョムに裏切られ、セジョ(世祖)王の暗殺に失敗し命を落とした武官キム・ジャミョンには、身重の妻オ氏がいた。しかし、追っ手から逃亡中だったオ氏は生まれたばかりの息子に危険が及ばぬよう、山中に隠した。そして息子、チョソンは祈祷師ウォラに拾われ育てられる。一方、記憶喪失になったオ氏は、後にソンジョン王となるチャウルサングン(者乙山君)の乳母として、生母インス大妃の実家で暮らす。王族の邸に出入りすることもある養母ウォラのおかげで、チョソンはチャウルサングン(者乙山君)と出会い、親交を深めていく。2人はある事件をきっかけに知り合った貴族の娘ユン・ソファに憧れを抱くようになる。そんなとき、チャウルサングン(者乙山君)が13歳で第9代国王、ソンジョン王になる。ソファを見初めていたソンジョン王は、婚姻を結びたいと考えるが、すでに彼女には婚約者がいた。しかし、2人の気持ちを知るチョソンは、内侍として権力を持つチョ・チギョムの後押しで、思いを遂げさせる。だが、その交換条件として、父の敵とは知らずチョ・チギョムの養子となり、ソファを側で見守るため、自ら去勢し内侍となるのだったが…。
- 関連サイト
- SBS「왕과 나(王と私)」公式ホームページ
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