[韓国映画] 牛の鈴音 / 워낭소리

基本情報
邦題:牛の鈴音
原題:워낭소리(牛の鈴音)
英題:Old Partner
ジャンル:ドキュメンタリー
公開:2009年1月15日
監督:イ・チュンニョル
製作:コ・ヨンジェ
脚本:イ・チュンニョル
撮影:チ・ジェウ、イ・ヨンテク、パク・パンホン
照明:メンライト、チュ・ウォンギョン、イ・イルファ
録音:
美術:
音楽:ホ・フン、ミン・ソユン
編集:イ・チュンニョル
原作:
キャスト
チェ・ウォンギュン、イ・サムスン
あらすじ
牛の寿命は15年ほどであるが、79歳の農夫・チェ爺さんが30年間ともに働いてきた牛は、40年も生きている。お爺さんは耕作機械を使おうとせず、また、牛が食べる草が毒になるのを防ぐため農薬も使わなかった。そんなチェ爺さんに長年連れ添ってきたお婆さんは、不平不満が尽きない。しかしある日、かかりつけの獣医が、牛は今年の冬を越せないと告げる。冬、お爺さんは牛市場で新しい雌牛を買う。春、若い牛が雌の仔牛を産む。雌の仔牛はお金にならないため、お婆さんはがっかりする。お爺さんは市販の飼料を使わず、夜明けから牛のエサを黙々と作る。夏の終わりに大雨が降り、田んぼが水浸しになる。チェ爺さんは時々、頭が痛いと言うようになる。夫婦で老いぼれ牛が引く荷馬車に乗って町の病院に行くと、医師はお爺さんに働くのを控えるよう忠告する。病院の帰り、2人は写真館で、遺影用の写真と記念写真を撮影する。ある日、仔牛が逃げ出してお爺さんに体当たりしたため、お爺さんは仕方なく仔牛を売る。老いぼれ牛は、お爺さんとお婆さんが乗ると立ち止まってしまうようになる。お爺さんは牛を気遣い、お婆さんに降りろと怒鳴る。韓国のお盆に当たる秋夕、9人の子供たちが家族を連れてやってくる。お婆さんに頼まれた子供たちは、牛を売って隠居するようお爺さんを説得するが、お爺さんは答えない。秋、収穫を迎えると、次男に頼まれた近所の人が、トラクターで稲刈りを手伝いに来る。お爺さんは、機械でやると米がいくらか無駄になると言い張る。お爺さんが足に怪我をする。お婆さんに説得され、お爺さんは渋々、牛を牛市場に連れていく。しかし、牛の目から涙が落ちるのを見て、手放すのをやめる。お爺さんは、若い牛の訓練を始める。冬、老いぼれ牛が動かなくなる。お爺さんは、30年間つけていた鼻輪と鈴を外した。お爺さんが天国に行けよと声を掛けると、牛は一瞬首を振り、動かなくなる。
受賞情報
2008年 第13回 釜山国際映画祭:メセナ賞(最優秀ドキュメンタリー賞)
2008年 第34回 ソウル・インディペント映画祭:観客賞
2009年 第45回 百想芸術大賞:映画部門 新人監督賞
関連サイト
ポスター
関連動画
DVD

予告プロモ動画

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